
お隣シリーズ
「世界のほろみん」、第15回目は今回もお隣の国、ロシア。
北海道からだと前回の韓国よりもお隣感が強い国のイメージです。
今回のほろみんは、お友達(?)のマトリョーシカちゃんと一緒に登場です。
サラファン
ほろみんの着ている衣装は「サラファン」と呼ばれるロシアの代表的な女性用ワンピースです。肩ひもつきで、Aラインにすとんと広がる形が特徴。「ルバシカ」と呼ばれるブラウスの上から着ています。
サラファンは、15〜16世紀には農民女性の日常着として広く普及していて、晴れ着になると金襴、ダマスク織、ビロードなど豪華な素材が使われます。
豪華な刺繍が施されるものもあり、幾何学模様や植物などのモチーフで魔除けや繁栄の祈りが込められています。
色は伝統的に赤系が好まれ、赤いサラファンにロシアの伝統的頭飾り「ココシニク」を合わせた装いは、ロシア文化を象徴する代表的なスタイルです。
赤い=美しい
実はロシアで赤が好まれるのには意味があります。
ロシア語の「赤 красный(クラースヌィ)」と「美しい красивый(クラシーヴィ)」は、元々古いスラヴ語にあった「краснъ(クラースヌ)」=“美しい・立派な・優れている”という意味の語が元になっています。
もともとは「赤」という色の名前ではなく、“素晴らしいもの”や“価値のあるもの”を表す言葉だったのだそうです。
この語源のため、「赤」はロシア文化の中で「美しさ」「豊かさ」「祝い事」を象徴する特別な色になりました。サラファンや頭飾りに赤が多いのは、この言語的背景が強く影響しています。
ちなみに、モスクワにある「赤の広場」は、社会主義による「赤」を象徴している印象がありますが、本来は「赤い」広場ではなく「美しい広場」という意味で名付けられたものだったのだそうです。
単に「美しさ」を表現したかっただけだったなんて、ちょっと印象が変わるエピソードですね。
ぜひ、美しい赤を基調にほろみんの衣装を豪華に仕上げてあげてくださいね♪
A4サイズのPDFファイルですので、簡単にプリントアウトしてご自宅でお楽しみいただけます。