
フランス革命の発端となった日
「世界のほろみん」、10回目はフランス。
フランスでは、7月14日はバスティーユ・デイ(フランス革命記念日)として軍事パレードや花火など、お祝いムード一色となります。
1789年7月14日、パリの市民たちが、バスティーユ牢獄(もともとは要塞。政治犯の収容所として使われていた)を襲撃しました。
フランス革命の象徴的な始まりとなった出来事で、「民衆が王政に対して本格的に立ち上がった日」として知られています。
なぜバスティーユ監獄?
人々がバスティーユ牢獄を襲った理由は、
- 牢獄にある火薬や武器を奪うこと
- 権力の象徴だったバスティーユを打ち壊すこと
当時の牢獄には囚人がたった7人しかいませんでしたが、それ以上に「王政への怒りの象徴」としての意味合いが強かったのです。
『ベルサイユのばら』
ほろみんのコスプレは、言わずもがな、かの有名な『ベルサイユのばら』のオスカル。
オスカルは架空の人物ですが、バスティーユ襲撃でほぼオスカルと同じ状況下で市民側に参加したスイス出身のピエール・オーギュスタン・ユラン(1758年 – 1841年)という人物がモデルになったとも言われています。
ベルばらのオスカルはこのバスティーユ牢獄襲撃でフランス衛兵隊を率いて参加し、狙撃されて戦死します。作中でその死が描かれた後に、ファンによって実際の葬儀が行われた話は有名です。
A4サイズのPDFファイルですので、簡単にプリントアウトしてご自宅でお楽しみいただけます。